リノベーション実習とは?
設計から施工までの全工程を学生自らが担当する授業です。この実習では、設計内容のプレゼンテーションや材料の見積もり、施工管理など、実務と同様の流れを経験します。 これにより、現場で即活用できる知識と技術を身につけることができます。学生たちは、オシャレで使いやすい理想の教室を自分たちの手で作り上げることで、実践的なスキルを習得します。
リノベーション実習のあゆみ
WiZ本校舎にある18教室のうち、リノベーション実習を行った箇所が7教室あります。2級建築士専攻科の学生が主体となり、毎年1つの教室をリノベーションしていきます。

リノベーション実習の
注目ポイント!
授業が受けやすいように教室のレイアウトを大きく変更し、
色合いやデザインに工夫を凝らし、雰囲気を大きく変えています。
木材の種類や内壁の色味にもこだわり、スマートでかっこいい空間を演出しました。特に腰壁には厚みに変化を持たせることで、立体感を強調しています。また、廊下のロッカーは正確な寸法を測定し、細部まで精密に作成しました。実際に教室を利用している学生からのヒアリングをもとに、現場の課題を解決することを目指した、こだわりの教室です。
教室名 建築デザイン室B
製作期間 4か月
コンセプト 自然素材の活用で集中力を引き出す教室
製作メンバー

遠藤 綺良さん、小島 冬羽里さん
小田桐 創さん、髙橋 尊さん、永山 夏帆さん、
半澤 蒼人さん、矢部 晶也さん

リノベーション実習
完成までの道のり
準備期間10月上旬
どんな教室にするかコンセプトや設計図・工程表・見積もり・プレゼン用の資料作成を行います。

プレゼン
テーション10月下旬
先生方にプレゼンテーションを行います。模型や実際に使用する木材を用意し、パース図なども活用し教室のイメージを共有します。

製作11月上旬-1月下旬
施工(工事)がスタート。安全に作業を進めます。電気設備の一部に関しては、電気分野の学生が施工を行います。工程表を用いて進捗状況を確認しながら作業を進めます。

完成2月上旬
家具の搬入、最終確認・微調整、清掃を行い完成!


学生voice
リノベーション実習に参加した学生インタビュー
初めは工程表通り順調に進んでいましたが、壁が歪んでいることで寸法が合わず調整を行ったり、材料が途中で足りなくなってしまうなど、実際に施工することで分かることが多くあり、様々な知識が身に付いたと感じました!
メンバーで役割を分担し、お互いにカバーしながら最終的には余裕をもって完成させることができました!リノベーション実習を通し、一連の流れを学ぶことができ良かったと思います。大きな達成感を感じることができました!
歴代の
リノベーション
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