【建築士になるには?必要な資格・学校・進路をわかりやすく解説】
建築に興味があるけど、建築士ってどうやってなるの?という疑問を持つ方へ。
この記事では、建築士になるまでのステップや必要な資格、進学先の選び方、そして就職後の進路について、わかりやすく解説します。
建築士ってどんな仕事?
一級建築士と二級建築士の違い
建築士には「一級」と「二級」の2種類があります。一級建築士は大型建築物(ビル・マンションなど)の設計・監理が可能で、全国で通用する国家資格です。
一方、二級建築士は小規模な住宅や店舗などが中心。地域限定での活動になります。
どんな建物を設計できるの?
・一級建築士:学校、病院、高層ビルなどの大規模施設
・二級建築士:戸建住宅、木造建築、小規模な事務所など
年収や働き方の実態は?
経験や職場によって差がありますが、
・二級建築士の平均年収:約400万円〜500万円
・一級建築士の平均年収:約600万円〜800万円以上
設計事務所やゼネコン(大手建設会社)、公務員など、働き方もさまざまです。
建築士になるには?3つのステップ
1. 建築系の学校に進学する
建築士になるためには、まず国土交通大臣が指定する「建築士養成施設」に進学する必要があります。代表的なのは以下の2つ:
①建築系の大学(学士取得)
②建築系の専門学校(専門士または高度専門士)
2. 実務経験を積む
学校を卒業しただけでは建築士試験は受けられません。指定された年数の実務経験(2年以上)が必要です。設計事務所や建設会社での勤務がこれに該当します。
3. 建築士試験を受けて合格する
二級建築士は比較的早く受験できますが、一級建築士はさらに厳しい条件と高い合格率が必要です。建築法規、構造、施工など幅広い知識が求められます。
建築士になるにはどんな学校を選べばいい?
大学と専門学校の違い
比較項目 | 大学 | 専門学校 |
---|---|---|
学習内容 | 理論・研究重視 | 実務・技術重視 |
年数 | 4年 | 2〜3年 |
費用 | やや高め | 比較的安価 |
就職 | 自己開拓中心 | 就職サポートが手厚い |
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専門学校のメリット
①現場で使えるスキルが身につく
②企業と連携したプロジェクトも多い
③早く実務経験を積める
学校選びで失敗しないために
①建築士受験資格が得られるか
②企業との就職実績はあるか
③在学中にどんな作品を作れるか
建築士の就職先と将来性
主な就職先
・設計事務所(個人事務所・大手設計事務所)
・ゼネコン(大手建設会社)
・ハウスメーカー
・公共機関(市役所など)
今注目のスキル:BIMやサステナブル建築
建築業界でもデジタル化が進んでいます。BIM(Building Information Modeling)や、SDGsに基づいた環境配慮型建築など、時代の変化に対応するスキルも重要です。
高校生のうちからできる準備
・CADや建築ソフトを触ってみる
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