私のこだわり☆
皆さん、こんにちはーw-)ノ
ゲーム分野を担当している田村です。
今日はいつものイベント紹介の記事ではなく、ちょっと変わったコラム的な内容をお話します!
私が普段行っている授業は、専門分野であるプログラミングに関する内容です。
例えば、洗濯機はボタンを押すと洗濯を始めますが、これがプログラムの基本です。
つまり「ボタンを押すと”何か”をする」ということです。
ゲームはキャラクターや場面を制御するプログラムなので、
例えば「Aボタンを押すとジャンプする」というのもプログラムで実現します。
このプログラムを作るときに使用するのは、もちろんパソコンになるわけですが、パソコンの装置の中でもキーボードとは仲良くしていなければなりません。
キーボードの入力速度は、そのまま作業の早さにつながるからです。
こだわりを持ったプログラマであれば、パソコンやソフトの設定により様々なショートカットキーを駆使して少しでも作業効率の向上を図っているのではないでしょうか。
そして、それでも飽き足らない場合「キーボードそのもの」にもこだわりを見出します。
最近はパソコンと言えばノートパソコンなので、キーボードは一体になっていますが、私はあえて外付けのキーボードを使っています。
こんな感じです。
(そもそも私の場合、キーボードをスラスラと打つ姿に憧れてプログラマを志したくらいなので、作業効率が・・とか書きましたがキーボードという存在そのものが大好きです。)
特にプログラマにとってキーボードというのは一日の大半にわたって使用するものです。
キーボードの性能は作業効率だけでなく、健康にも影響を与えかねません。
一般的な話ですが「レジ打ちの仕事で腱鞘炎になる」なんていう話を聞いたことはないでしょうか?
打ちづらいキーボードもこれの原因や肩こりになったりしますし、入力ミスが多くなり、何よりストレスが溜まります。
実はキーボードの世界も奥が深く、数百円から購入可能できるものもあれば1万円を軽く超えるものもあります。
(ゲーミングキーボードなどという触れ込みで、派手な装飾や機能が付いたものもありますが、それは少し違うかもしれません)
1万円を超える高性能キーボードとして、名高い製品が3つあります。
・RealForce
・Majestouch
・Happy Hacking Keyboard(HHKB)
です。
これらは1万円から3万円前後もするのですが、特に普通のキーボードと比べて出来ることが多いとかそういう差はありません。
中身のパーツに高級な素材が使われているのです。
(しいて言えば、同時に反応するキーの数が多いくらいです)
高級なパーツと言っても金やプラチナで出来ているとかそういうことではありません。
キーボードは「キー」が並んだ装置なわけですが、このキーに使われている「スイッチ」に違いがあります。
一般的なキーボードでは「メンブレンスイッチ」や「パンタグラフスイッチ」が使われているのに対して、
上で紹介したキーボードでは「メカニカルスイッチ」や「静電容量無接点方式」が使われています。
興味のある方はこちらが参考になります↓
http://www.dospara.co.jp/5info/share.php?contents=lp_keyboard
例えば、テレビのリモコンやゲーム機のコントローラなんかを酷使すると、ボタンがへこんでしまい強く押さないと反応しなくなります。
性能の悪いスイッチというのはああいうものです。
キーボードのスイッチも性能の悪いものだと、強めに押さないと反応しないということがあります。
それに対して、性能の良いスイッチは強く押し込まなくても反応するような仕組みになっています。
そのため、手にかかる負担が全く違いますし、この負担の差が高性能キーボードを選ぶ最大の理由です。
また、性能の良いスイッチはその仕組みゆえに壊れにくいのも特徴です。
普通のスイッチが数年の寿命なのに対して、性能の良いスイッチは数十年は持つと言われています。
スポーツ選手がクラブやラケットにこだわるように、手になじんだキーボードはそうそう変えたくはありません。
長く使えるキーボードというのはそれだけでメリットがあるかもしれません。
長々と書きましたが、少しは興味をもっていただけたでしょうか?
最後に、先日、愛用のキーボードの手入れをしたときの様子を紹介したいと思います。
ちなみに Happy Hacking Keyboard の日本語配列モデルです。
(プログラマの方だとアメリカ仕様の配列を使われている方が多いようですが、左右に Fnキーがあるのでとても便利です)
↑このキーボードはキートップだけ交換できるように作られているので、外すことが出来ます。
外した後に洗剤につけて洗い、乾かしました。
↑キートップを外した土台の部分です。
ここにホコリがたくさんたまっていましたが、掃除機で吸い取りました。
↑完成
ちょっとこの写真では分かりづらいですが・・・とてもきれいになりました!主に内側が!
長く使えるキーボードと言っても手入れは重要だと思います。
逆にこうやって手入れできるのも利点かもしれませんね。
皆さんも是非、愛用できるような逸品を見つけてみてください!
それでは(^O^)/